日本では会社を大事にします。
なんだかんだ言いながら愛社精神を持つ人、会社に愛着がある人も少なくないと思います。
「創業〇〇周年」を盛大に祝い、伝統や会社の歴史を重んじたりします。
でも海外では会社はあくまで資産、価値を高めて売却するものです。
思い入れや愛着は、あまり重要ではないのです。
終身雇用、年功序列の時代は、「会社への愛着」は役に立ったかもしれません。
でも今は、いくら頑張ってもスタッフはゴミのように扱われてしまう時代です。
だから愛社精神など無意味で、会社の都合など考える必要はなく、自分勝手にいつでも辞めていいのです。
「自分がいなくなったらこの部署は回らなくなる」などという人もいますが、そんなこと全くありません。単なる勘違いです。
少なくとも経営幹部は社員が思うほど、評価していないと思います。そのギャップは意外にかなり大きいです。
自分では「自分がいなくなったら会社は困るだろう」と思っても、経営幹部は蚊に刺されたくらいにしか感じず。中には「うるさい奴がいなくなってせいせいした」くらいに思われていたりもします。
哀れですね・・・
また、起業して成功した人は、事業継続よりいつ手放すのか、タイミングを常に考えることが大事です。
会社を持ち続ける選択肢もありますが、成功して価値が高まったところで資産に変える考え方が大事です。
イーロン・マスク氏がツイッター社を買収した時、従業員の約半分の解雇したと米メディアは報じました。
マスク氏はツイッター社を成長、発展させるように努力すると思いますが、最終的な目的はさらに高く売却することだと言われています。
日本でもこれからの時代はこだわりや愛着よりも、ビジネスライク、ドライな感覚が必要です。
いくら愛社精神を持ったところで、会社は助けてはくれません。
今は「昭和」でも「平成」でもないのです。
最高のタイミング逃げ切ることを常に頭に入れておきたいものです。
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