「仮面着脱」でシンプルな人間関係を

「ズル賢い生き方」を提案していますが、日本人の多くは誠実で真面目です。頭でそうしよう！と思っても、実際には本来の心優しい自分を捨て切れません。

自分を全部捨てなくていいと思います。

「ズル賢い顔」と「本来の（心優しい）顔」を、相手に合わせて切り替えるのがいいです。

オンオフの切り替えには仮面の着脱が便利です。

とは言っても実際に仮面をする訳にはいきませんから、心の中で、ということになります。

私は仮面の代わりにメガネを2つ用意して、それで切り替えています。

生活のストレスの多くは人間関係にあります。

そのストレスを少しでも減らすのは、徹底して割り切った人間関係を構築することです。

家族や親友といるときはありのままの自分でいいです。リラックスして過ごしましょう。

仕事や利害関係のある人、普通の友達に対しては仮面が必要です。どうしても合わない家族がいる時も、です。

仮面着用時には、「善人」に振舞いながら、心の中では過剰な思いやりや優しさは捨てて、自分の損得だけ考えてお付き合いすればいいのです。

自分の都合で相手との距離を置いたり、切り捨ててもいいでしょう。

後ろめたいことはありません。

世の中では多かれ少なかれ、みんな仮面を被っているのですから。

人間関係が引き起こす狂った事件が増えているように思います。これから日本経済は更に低迷すると予測されています。格差は拡大し、不満を持つ人が増え、ストレスを抱えあった人間関係は更に難しくなります。

自分を守るためにも、シンプルな人間関係を構築しましょう。

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