内部留保増加、社内格差拡大、そんな時代を生きる心構え

生き方

先日、大型観光バスが横転して死者が出た事故がありました。

ニュースで若いバスドライバーが実名報道されていました。



確かに個人の重大な過失だとは思いますが、この会社はバスドライバーは給与が低く、経営幹部は多くの報酬をもらっているとの報道もありました。

もちろん社長や経営幹部は、一般社員より多くもらってもいいと思います。

しかしそれは当然の権利ではなく、結果を出してこそ。

現在の経営幹部と社員の格差は実力というより、年功序列の最後の世代がしがみつく「既得権」のような気がしてなりません。

多くの企業が利益として出た剰余金を労働者に還元せず、「内部留保」として溜め込んでいます。

もちろん必要なものではありますが、この時代に増え続けているのはどうでしょう。

そして経営者や幹部は自分たちの身を切ることはせず、すべてのしわ寄せは労働者に。

これが今の日本の実態。現役世代、特にこれからの若い人たちがかわいそうです。



成長が終わったこの国には、豊かさも余裕もありません。

私たちはこの現実を直視して、生きていかなくてはなりません。

「中流」が少なくなり、勝つか負けるかの国になった日本。

わずかな勝者と多数な敗者、非常に厳しい現実が今ここにあるのです。

いい人は時代に飲み込まれてしまいます。

わずかな勝者になるためには、人のことなど考えず、自分中心でズル賢く生きていくしかないのです。

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